すっかりと夏の日差しとなり、日焼け止めはできればつけたくないし、日傘もどうにも苦手だしということで日中出歩く際は大きなつばの麦わら帽子が手放せません。
こんがり肌を欲しているとブログで語るプロモーションマネージャーのyoheiとは真逆です。
さて、今回は作家紹介ページにて着用している帯留を一点ご紹介させてください。
作家紹介ページ
http://www.kimito.info/designer/
Shopページ
http://www.kimito.info/item/1117.html
kimonoに現在掲載されている商品は、すべて1点ものでして、
こちらの帯留も例外ではありません。
焼き物ならではの味が印象的な、もう2度と作れない作品です。
他の商品の中には、まるっきり同じとはいかないけれど「似たもの」だったら制作できる。というものもありますが、この作品はそうはいきません。
何度も何度も焼いた事により、もともとあったユウヤクは焼き切れて「跡」となって残りました。
その模様を活かすように、無造作に置いた白いユウヤク。ポイントの金箔。
世間一般の帯留よりも少し大きめのサイズですが、主張しすぎないさりげない仕上がりですので身長体格をあまり気にせずにご利用いただけます。
一見、個性的で着物との組み合わせが難しそうにも見えるお品ですがユウヤクが焼き切れて跡となった部分は金属肌に仕上げてあるため、お洋服に合わせるアクセサリーを選ぶ感覚で。
他にも、ユウヤクに色物を使用していない点も、合わせやすさにつながっているのでしょう。
私が撮影で着用した際も、写真でおわかりのとおりど派手な組み合わせにも対応してくれました。
この撮影時の着物は大正ロマンの正絹小紋(アンティーク)
現代物のレースの半襟
からし色の帯揚げと、柄物の帯締めは母から借りた物で所在は不明、、、。
帯はアンティークの椿 葉が手書き風なデザインなのに対し花がべた塗りビビットオレンジなのがお気に入り。
私は母、祖母、のいただきもの、自分で購入したアンティーク、現代物の新品、なんでも着ます。
着物の面白いところは、羽織ってみるまで未知なところ。似合わないと思っていた色が大丈夫かもと思えたり、洋服だったら絶対に着ないような色や柄、組み合わせが以外といけちゃうところ。
あったことのないご先祖様の身につけていた物を、現代の自分が普通に着れちゃうところ。
いろいろありますがこんなところでしょうか。
七宝歴はだいぶ長くなりましたが、まだまだ着物初心者な私です。ですがお客様や、お取引先などで沢山のコーディネートを勉強できる機会に恵まれています。
これからも楽しく毎日精進です!