クリスマスも終わり、落ち着く間もなく大晦日、正月に突入ですね。
一歩でも外に出れば、この慌しい雰囲気を嫌でも感じてしまい、ちょっと辟易としてしまうyoheiです。
アメリカに留学していた頃、正月休みを5日間1人で過ごした経験がありますが、外出せずほぼアパート内で5日間を過ごした際に感じたこと、それは、通常の平穏でした。
いつもどおりのランチ、ディナーを作り、日本から持ってきたビデオをダラダラと観て過ごし、波風をほとんど立てず過ごしました。
意識的にアンチお祭りの雰囲気を出していたわけでもなく、当時の僕は、逆に意識しないとそういったイベントに本当に無頓着でしたので、何も自分から人の集まるところに率先して行くことはないと思い、通常の暮らしをしていた記憶があります。
mitoの記事でもあったように、2013年の正月は、Sidewayとして某ホテルの正月イベントに参加させていただくことになり、僕も参加するのですが、数年前の僕がこの状況を見たら、ホント驚愕するでしょうね。
さて、年末感漂う中、全く関係ない記事を書かせていただこうと思います。
それは、タイトルにもあるように、時間というものについて考えてみようと思います。
冒頭で話した僕の根暗正月メモリーも少し関係してきますが、時間の感じ方、捉え方によって、24時間の長さって変わってくると思います。
※すごく主観的な内容だと思いますし、当たり前と言えば当たり前の内容ですが、最後までお付き合いください。笑
そもそも時間って1日24時間で、1年は365日。これは平等に与えられたものです。
なのに、何故体感的に感じられる時間って一貫性がないのでしょう?
子供の頃、夏休み中の1日の長さと、始業式の1日の長さ。
1時限目から昼食までの異常な長さ。
誕生日から翌年の誕生日までの果てしない1年の長さ。
おそらく皆さんも、幼少期にこういった時間の感じ方を経験として持っていると思います。
ところが大人になると、
朝出勤して、気づけば終電間際まで仕事して、時間が足らない!って焦る。
飲み屋で思い出話をしているとき、「今年の夏に行ったあそこの飯屋旨かったよね」「え?去年だよ」「マジ?半端ねー!一年早くね?」
などの驚異的な時の流れるスピードに驚いたりするものです。
なんでこんなに体感で感じる時間の流れが変わるのでしょう?
僕が思うに、「人生逆算の理論」がそこに存在するからだと思います。
僕も30歳を過ぎて、ようやく人生設計を立て始めて、ある程度のタイムラインが立った時に、気づくわけです。
時間が足りないと。
35歳の自分はこんな感じでいたい。
40歳になったら、こういったことを始めていたい。
50歳になったら、そろそろこんな準備をしておきたい。
60歳からは、こんなことで人生謳歌していたい。
でも、この未来日記を実現させるには、今こうしていないといけない、半年先はこんな感じになっていなきゃまずいって焦り始めます。
子供の頃、漠然と学校へ行き、言われるがまま机に向かい、目的意識を持って行動をしていなかった僕にはこの感覚は皆無だったと思います。
「意識改革、向上心、空白時間の削減」
これらの理念を理解し、意識し始めるようになるのが早ければ早いほど、後々焦るようなことにはならなかったはずです。
仮 に、子供の頃にいち早く気づき、自分の意志で人生設計を立て始めるような子供であれば、周りが「夏休みまであと1ヶ月もあるよ~」ってだらけているとき、 自分一人、「まずいな、夏休みには好きな子とプールに行くから、ある程度身体作っておかないと。そしてトレーニングの合間を縫って、宿題を一日3ページず つ終わらせる。また、中学受験に向けて塾にも通いたいから親に出資してもらえるよう提案書を書いて…ん~時間が足りませんな。」
ってな感じで、ストイックロード一直線に過ごすはず。
これを自分の意志で気づくことが大事で、親から全て強制されてやっていたら意味がないと思います。
特に大きな波風も立てずに時間を贅沢に使い、この歳まで育ってきた僕は、少し気づくのが遅かったかもしれません。
でも、時間は巻き戻せないので、今気づいたのであれば、あとは理想の未来日記に近づけるように進むのみです。
平等に与えられている時間ですが、自分の中に流れている時間の感覚は自分でしか分からないものです。
あの人せっかちだなーって思うことがあれば、一度この人生逆算の理論を思い出してみてください。きっとその人は、出遅れた時間を取り戻そうと必死で埋め合わせしているはずです。
いや、そんなに単純な話じゃないですね。笑
かなり偏った意見ではありますが、あながち間違ってもいないんじゃないの?って自負している自分もここにいます。
くどいようですが、あくまで主観です。
最後になりますが、こんな僕をSideway発起人の1人として誘ってくれて、僕の未来日記に大きな可能性を与えてくれた社長であり友人のsoutaには本当に感謝しています。
そして今や同僚のmitoも、モノ作りの素晴らしさ、こだわることへの大切さなど、僕たちのビジネスの根底になるものを教えもらい、モノの見方を大幅に広げてくれたことに感謝しています。
芸術的影響を強く受けた2人の中に、僕が加わることは異色であり、これがSidewayにとってどう影響するのかはまだ分かりませんが、この3人の個性がSidewayに素晴らしいケミストリーをもたらすことを信じて来年も更なる飛躍を期待したいです。
皆様良いお年をお迎えください。
そして、来年もSidewayを宜しくお願いいたします。