お正月気分も抜け、８日から始まる横浜そごうでのイベント準備に追われております。
こちらのイベントでは、kimito初となる実演販売をいたします。
通常の商品は窯を使う作業が大部分を占め、実演に不向きなため
今回は個人的に
「年に一つは作る！」
と決めている立体作品の”植線”という作業を実演としてお見せいたします。
写真の帯留は実演とは関係ありません。
現在kimitoオンラインショップで販売しているお品です。
明日の20:00から１２日の深夜まで、催事参加のためオンラインショップはご利用いただけなくなりますので
気になるかたはお早めにご覧くださいませ！
詳しくはこちらをご覧ください。
画像中央にくるくるっと丸まっているものが純銀の平線。リボン線と呼ばれるものです。
この銀線をピンセットを使い折ったり曲げたりして、模様にしていきます。
細かい作業となりますので、お客様とお話ししながらどれだけ進めることができるのかはわかりませんが
七宝焼のおもしろさを少しでもお伝えできればと思います。
銀線は「ばっきゅう」と呼ばれる特殊な糊で接着します。
ですが糊といっても後々に響かないようにするため、粘度の薄い、
乾いても、触れればとれてしまうような頼りない糊。
なぜならこの糊は仮止めで、最終的には釉薬で焼き付けて接着するため。
すべての仮止めが終わったら、白い釉薬を全体にうすーくふりかけ、釉薬が溶けることで
ベースの台と銀線を接着します。
文章で書いたところでとてもわかりにくいので、
ぜひ実演を見におこしくださいませ！
ちょうどよく作品を制作する時期と重ならないと、この「植線」の実演が次はいつになるかわからないので、、。
イベントではkimito定番の帯留はもちろん、
期間限定販売のさくらシリーズの帯留も一早くお披露目いたします！
桜といえばソメイヨシノのイメージが強いのですが、日本には多くの桜の種類が存在します。
そんな実在するさまざまな桜からイメージをいただき制作した
色とりどりな桜の帯留です。
形は、デフォルメをかなりしっかりとした、ぱっと見ではわからない桜。
金またはプラチナの箔を風に舞うさくらの花びらに見立て、焼き付けました。
上生菓子のようなやわらかくふんわりと香りそうな帯留たちをぜひご覧ください♪
-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-
【NEXT EVENT】２０１６年１月８日(金)～１月１１日(月・祝)
横浜そごう ８階催事場「呉服大座売り市」10:00-20:00 (最終日は18:00迄)
-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-
１２月７日発売号の【七緒】にkimitoが掲載されました。
全国の書店にてお求めください♪
-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-
【WEBSHOP更新！】
kimitoのWebｓhopに新作の七宝帯留をたっぷり追加いたしました。
品ぞろえ豊富なこの機会にぜひご覧くださいませ♪
-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-
 |
 |
 |