有線七宝作品の進み具合

2016/03/01 mito

一月に横浜そごうのイベント出店の際に行いました「有線七宝の実演」でお見せした作品が

少しずつですが制作が進んでおります。

イベントのブログはコチラをご覧ください。

 

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こちら、新作のブレスレットではなくリボンのように平べったい純銀線です。

たったこれだけの量ですが、さすが純度100パーセント。

持ってみるとけっこうな重量感です。

この線を一度窯に入れて焼きなまし、柔らかくしてから作業に入ります。

 

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ピンセットで模様に合わせて折り曲げる植線(銀線を模様に合わせて立てること)を終え、

仮止めから本定着する前の様子です。

 

うっすらと粉がかかっているのがおわかりになるでしょうか?

透明度の高い白い釉薬を全体にベール状に振りかけ、800度で焼き付けます。

その釉薬が焼けて溶けることで、銀線とベースの釉薬をくっつける接着剤の役割をしてくれます。

 

黒い部分は墨で書いた下絵です。

ベール状に釉薬を振りかける際、ぜんたいにうすーく

着物の染色の際の色止めとして使う”ふのり”をスプレーで吹きかけているので墨がにじんでいます。

焼成後は墨は消えますので問題はないのです!

 

今回はここまで。

 

私にとっては大きな作品で、これが入る電気炉は持っていないため師匠のところで焼かせてもらいにいきます。

次はこの線の間に釉薬をぎゅぎゅっと詰めて、焼く。という作業を二度繰り返します。

 

当初はモノトーンの作品の予定だったのですが、いろいろと影響を受けてちょっと心変わりしそうです。

11月3日からの自由が丘で行う企画展では、仕上がったものをお見せできるはずです!

 

 

お知らせ。

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kimitoの箱が新しくなりました。

マットオフホワイトの紙はそのままに、正方形の小さいサイズが仲間入りしました。

 

まだ以前のロゴが入ったものの在庫があるので、しばらくはお手元には届かないかと思いますが

なくなり次第新しいマークの箱に変わっていきます。

 

 

ギフト包装のラッピングもやっと落ち着きました。

ドイツ製の厚みのしっかりとした包装紙に白いリボンをかけます。

kimitoオンラインショップでギフトラッピングをご希望のお客様は”備考欄”にご記入ください。

 

 

 

季節が区切られ、一年という区切りがあることがとてもありがたいなと年々強く感じています。

三月がスタートし、芽吹きの春はもうすぐそこです。

良いこともそうでないことも巻き起こる日々。

新しい季節に背中を押してもらい、軽やかに進んでまいりましょう♪

 

 

 

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【さくらシリーズ】

ご好評いただいております期間限定販売のさくらシリーズ、新作を追加いたしました。

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七緒バナー

12月7日発売号の【七緒】にkimitoが掲載されました。

全国の書店にてお求めください♪

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【販売再開】

品切れが続いておりました”よろけジマ”シリーズの販売を再開いたしました。

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