梅屋さんにお持ちする帯留と、新之助上布本麻

2017/06/11 mito
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いよいよ来週の水曜日から、梅屋さんでのお取り扱いがスタートいたします。

会期:2017年6月14日(水)~20日(火)
時間:12:00~19:00
場所:梅屋アトリエ(二子玉川駅徒歩5分)
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-28-2ハイツリバーサイド101
TEL/FAX 03-6411-7713
MAIL   info@umeyakimono.com

 

今回の新作からおすすめをご紹介。

 

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ご要望が多かった、Cirrus(巻雲)シリーズの細長い長方形。

「どれくらいの長さにするか」ということにとても悩みましたが

奥が今まで販売していたCirrusの大きいサイズ。

手前が新作ということで、倍まではいかない長さに落ち着きました。

こちらはまずは一点のみのご用意です。

 

 

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個人的にも大好きなストーモントシリーズに夏の気配を。

 

キラリとした輝きは、釉薬の底で輝く銅の光。

銀を透かした色とは異なり、落ち着いていてタマムシのような光沢です。

 

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こちらはフチの部分のみに銅の輝きが透けた釉薬を。

 

人の手が届いていない、大自然の優雅で大きな水の流れを感じます。

 

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そしてSYRUPシリーズの新色「あずき」

 

透明感がありながらも、落ち着いた大人のニュアンスカラー。

ひとつひとつ手描きの、焼き付けられた金またはプラチナの模様も魅力のひとつ。

 

 

他にもさまざまなお品をご用意いたしました。

帯留以外にも、指輪、耳飾りも。

たくさんのkimitoアイテムを梅屋さんにてご覧いただけます♪

 

 

 

そしてそして、もう一つの表題「新之助上布本麻」

 

昨日、秋のイベントに向けて会場の下見と打ち合わせに出かけた際

はじめて袖をとおした「新之助上布」の本麻着物。

マイサイズにお仕立てした着物はこちらで二枚目。

 

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買う気ではいかなかった、新之助上布の展示会で出会ってしまった本麻の反物。

 

一見、パーソナルカラーががっつりウィンターの私には難しいオレンジ系の暖色なのですが

縦糸に青が使われていたり、その中に青のラメ糸が二本入っていたりで

顔映りが思ったほど悪くなかったのです。

これなら、ウィンターお得意の真っ白半襟を使えばいける!と。

なにより、このピンクだかオレンジだか、、、という微妙な色が本当に美しくて。

 

お仕立ては会場で偶然ご一緒した「まめ咲」のゆきさんにお願いし、

いろいろアドバイスをいただきながら顔付近に来る色まで選ばせていただきました!

(身長があるので、難しいお願いもあったかとおもいます。ありがたや)

 

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まずは小細工なしで、着物の良さを引きたたせるシンプルなコーディネートに。

私にとってこの着物の第一印象は「品のあるお嬢さん」だったので

なるべく自分をそこに近づけるように。

 

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美しい着物です本当に。

そして本麻とは思えないしなやかな肌ざわり。

やわらかくて適度にハリもあって、

でも密度がしっかりあるのでスケスケにならず、

この日は麻の襦袢を中に着ていましたが

盛夏はうそつき衿で襦袢省略もいけるのでは?と感じたほどです。

手織りなので、一点もの好きとしてはそれも魅力の一つ!

良い買い物をしました!

 

 

帯留はkimitoの箔シリーズ

着物の中の色をちょっと濃くしたような紫にプラチナ箔。

この釉薬は温度に反応しやすく、焼き加減で

青みの紫に仕上がるか赤みの紫に仕上がるかが決まります。こちらは青みの紫。

 

私の黒髪や黒目はほんとうに真っ黒で強いので、どこかに少し濃い色が入るだけで

ぐっと安定感のある印象になるのです。

小さな帯留でも、しっかりとコーディネートをコントロールしてくれます♪

 

14日(水)からkimitoアイテムをお取り扱いいただく梅屋さんでも

梅屋オリジナルの新之助上布の商品が!

梅屋×新之助上布カラフルカツオ縞

鮮やかポップな配色は梅屋さんならではですね。

 

こちらもぜひ実物をごらんくださいませ。

 

 

わたくし本人は七宝焼ワークショップ開催の二日間のみ、

梅屋さんのアトリエにおります!

ワークショップ開催中ももちろんお店の商品をご覧いただけます。

 

皆様のお越しをお待ちしております♪