今日は帯留、七宝、着物からちょっと離れて美味しいお蕎麦のお話です。
5月1日からお世話になる
「そば処 くろむぎ」
さんを紹介します。
ちょうど一年前の今頃でしょうか。
一年間のドイツ滞在から帰って来て、少し落ち着いて来た頃。
ドイツに居る間中食べたくて仕様のなかったお蕎麦。くろむぎのお蕎麦!を食べにいった時の写真です。
すべての素材から製法までこだわりぬいたお蕎麦は絶品です。
夜の完全予約制の「蕎麦懐石」。
写し忘れた物も多々あり、もったいないことをしました。
自分の知識の無さが悲しくなります。お料理に対して知らないことが多すぎます。
ビールの隣にうつっているのはシソジュース。
このジュース、さっぱりしていて初夏にぴったり。手作りです。ああ、作り方を沢山説明していただいたのに忘れてしまっている。人は知っている事しか聞こうとしないとはよく言ったものです。
お皿一番右のお肉は鴨肉。合鴨じゃない!本鴨まがもです。かまぼこやワサビとの和え物なんかも、すべて所在の知れた食材のみ使用されています。
ちゃっかり写り込んでいる箸袋の文字は私の父の文字ですね。
こちらはお蕎麦。写真手前は梅干しと大葉と一緒に。奥は納豆とオクラのねばねば。たしか8割そば。お蕎麦と薬味の風味が絶妙。
この間にも新鮮なプチトマトとモッツァレラチーズの何かがあったような。。。
個人的には陰の主役。蕎麦サラダ。
揚げることでさらに香がひきたつような気がするのは私だけでしょうか。
そばがき。作っているところも見せていただいて、本当に本当のできたてでした。
蕎麦粉100%!
おまちかね!天ぷら蕎麦!
天ぷら蕎麦といっても別々にいただきますけどね。
お蕎麦は最初、薬味もなしで蕎麦本来の味と香りと食感を楽しんでほしいのだそう。
10割そばです。
この後に、梅をことこと煮込んでシロップ浸けにしたデザートもいただきました。
おくちさっぱり。
これで、一人前なんですよ。たっぷり。もちろん全部食べますよね。
電車旅の乗り換えで何故か食べたくなる、駅の立ち食い蕎麦も大好きですが、そういうのとはまたまったくの別物ですね。
ここのお蕎麦は本当に美味しい!
ということで、もう一度そんな美味しいお蕎麦屋さん「くろむぎ」での作品展おさらいです。
「書と七宝と日常と」
5月1日ー6月2日
異なる技法を用いながらもルーツは不変。伝統は継承され、表現を通じて混じり合う。繊細さ、大胆さ、そしてぬくもり在る世界を書と七宝で伝えます。商品ラベルや舞台のタイトル文字、店舗の看板、書道教室をしている書道家の両親と、私の親子展。
展示内容は壁面が両親の書作品。
私は七宝焼のアクセサリー、帯留です。
夏のお着物や浴衣に合わせて制作した新作も販売します。
お待ちしております!