いよいよ明後日!
七宝焼kimito、初の銀座三越です。
2019年1月30日(水) – 2月5日(火)
銀座三越 7階 サロン ド きもの
【isozaki × kimito -小物遊び-】
伝統美×スタイリッシュなバックをデザインする「isozaki」。
七宝焼の持つ伝統的な歴史と品格を継承しながらも
キャッチーなテイストを融合し古き良きモノを新しく表現する「kimito」。
女性作家ならではの感性で、和洋両方に合わせていただける小物フェアです。
■製作実演
〈kimito〉七宝焼き製作実演
七宝焼きの製作過程の一部を実演いたします。
2月2日(土)・3日(日)
各日11:00 – 17:00
銀座三越の着物売場はリビングと同じフロアにあり一体感も◎
ということで、今回は帯留だけではなく着物にも洋装にも使える
リング・ブローチにもたくさん仕上げました。
大きめサイズでも、kimitoの七宝焼は厚みが控えめなので
思ってるほどの存在感はありません。
自分でつけて右手で撮影しているのですが、緊張している手と
リラックスしている手があっておもしろいです。
耳飾りと一部同じ釉薬を使っていたりするものもございます。
さりげなく統一感が生まれて、コーディネートの完成度が上がるので
セット付けもおすすめです◎
洋装にも和装にもお使いいただけるリング。
撮影していないものも多数あります。
kimitoの今まで参加したイベントの中では一番数が充実していると思います!
三越さんの要望で赤×ゴールドのものも多めに作りました。
今回は深い赤でなく、軽やかな赤。
七宝焼の赤の種類は結構充実しています。
久々のストーモントシリーズの新作も!
実は昨年末に研磨をするリューターという機械を壊してしまい、
ストーモントシリーズはリューターがないと仕上げられない為
未完成のまま待機してもらっていました。
通常800度で焼くところ、ストーモントシリーズは900~950度。
噴釉という技法を特別な釉薬の調合でさらに激しくしています。
自分で制作しながらも、意図的にデザインしたものではないので
毎回驚きと発見をくれるシリーズ。
今回もどこか恐ろしくも美しい焼き上がりです。
手前の帯留の拡大画像。細胞分裂のよう。
本当にずっと眺めていられます。
アクセサリーとしてだけではなく、眺めるために所有したくもなってしまいます。
野性的なストーモントシリーズから打って変わって
繊細な仕上がり。
kimitoでよく使用している七宝焼の釉薬には大きく分けて
「透明色」
「半透明色」
「不透明色」
の3種類があり、
強さのある不透明色が個人的に好きで使うことが多いのですが
こちらは「半透明色」。
ほんの少し透感があり、やわらかい印象になります。
帯留としてポイントになる強さを持っているのは不透明色を使ったものですが
半透明色はふんわりとした女性らしさを引き出してくれますね。
紹介できていない帯留、耳飾り、リング、ブローチが多数ございます!
ぜひ会場で実物をご覧ください。
わたくし作家の植木は実演がある土日の二日間、店頭に立たせていただきます。
実演は土台の銅板を木づちでトンカン叩きます。
是非見にいらしてください◎
たくさんの七宝焼とともに、皆様のお越しを心よりお待ちしております♪